「世界の9割の塩から、マイクロプラスチックが検出された」、「アジアの塩が、マイクロプラスチックに汚染させている」。
このような情報を目にしたことはありませんか?
生きていくうえで、塩は欠かせない調味料。
毎日、食べるからこそ安全な塩を摂りたいですよね!
この記事では、マイクロプラスチックが含まれていない天然塩を11種類、紹介します。
私自身、安全かつ体にいい天然塩を探していたので、徹底調査しました。
「マイクロプラスチック対策」や「マイクロプラスチックが不検出であること」を明記しているメーカーは一部あります。
しかし大半の商品は、マイクロプラスチックが混入しているのか不明。
そこで、9社のメーカーにマイクロプラスチック対策を問い合わせし、結果をまとめました。
- 安全性が納得できるまで、調べまくるこだわり強め主婦
- 美味しい塩を求めて11種類の塩を実食
- 病院管理栄養士として約10年間の勤務経験あり
マイクロプラスチックとは
まず、マイクロプラスチックとは何かを解説します。
マイクロプラスチックとは、「直径5㎜以下の微小なプラスチック」。
一次的マイクロプラスチックと、二次的マイクロプラスチックの2つの種類があります。
それぞれ簡単に紹介しますね!
一次マイクロプラスチック
一次マイクロプラスチックとは、洗顔料・歯磨き粉などの日用品に含まれるマイクロプラスチックビーズのこと。
生活排水として海に流出しています。
マイクロプラスチックビーズは、ザラザラした歯磨き粉や、角質を落とす目的のスクラブ剤に含まれているといわれています。
二次マイクロプラスチック
二次マイクロプラスチックとは、捨てられたビニール袋やペットボトルなどの、プラスチック製品が川を伝って海へ流出し、様々な刺激によって壊れ、直径5㎜以下になったもの。
ポイ捨てされたプラスチックごみが、海にたどり着くまでの間に、どんどん壊れて小さくなるんですね……。
マイクロプラスチックの問題点
マイクロプラスチックによる、どんな問題が起きているのでしょうか。
マイクロプラスチックの問題点を紹介します!
問題点は、環境に与える影響と、人体に与える影響の2つがあります。
環境に与える影響は、海洋生物がマイクロプラスチックを飲み込んで、身体に蓄積してしまうこと。
人体に与える影響は、まだ解明されていませんが免疫力低下など、何らかの健康被害を受ける可能性があること。
人体への影響はがあるのか、まだはっきりしていませんが、安全と言い切れないものは避けたいですね。
日本の塩の安全性
日本の塩が安全かを知るためには、まず日本で多く作られる塩の種類を知る必要があります。
なぜかというと、塩の種類は製造方法の違いで区別でき、作られる過程でマイクロプラスチックが除かれるかどうかが変わるからです。
日本で多く作られている塩は、「イオン膜で作られた塩」と、「再生加工塩」。
簡単に2つの塩を紹介しますね!
塩の製造方法を、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでくださいね!
次から2つの塩の安全性を、製造方法から紐解きます!
イオン膜で作られた塩
まず、イオン膜で作られた塩の安全性を確認します。
イオン膜で作られた塩は、精製塩のこと!
イオン膜で作られた塩は、「マイクロプラスチックが含まれる可能性は非常に低い」ことが論文に記載されています。
参考論文
国内で流通している市販食用塩の多くはイオン交換膜法で製造されている。この方法は、国内の海水を原料とし、これを砂ろ過器で濁度が 1 mg/L 以下まで清澄化し、イオン交換膜電気透析槽で濃縮したのち、真空式蒸発缶で塩結晶を得る方法である。イオン交換膜電気透析槽に装着されたイオン交換膜は、1 nm 以上の溶存物質を透過しないため、MPs を含めた濁質が製品に混入することは非常に困難である。
※MPs=マイクロプラスチック
塩中のマイクロプラスチックの分析ja (jst.go.jp)
イオン膜は、1nm以上の物質を通さない!(1nm=0.000001㎜)
1nm??
マイクロプラスチックとは、「直径5㎜以下の微小なプラスチック」のことでしたね!
つまり、イオン膜はマイクロプラスチックより、はるかに小さい物質も通さないです!
日本のイオン膜で作られた塩=精製塩にはマイクロプラスチックが含まれない!
再生加工塩
次に、再生加工塩の安全性を確認します。
再生加工塩は、輸入した天日塩を日本の海水で溶かして、再結晶させたもの!
再生加工塩って具体的にどの商品?
再生加工塩で有名な商品は、本記事でも紹介している「シママース」!
再生加工塩に、「マイクロプラスチックが含まれる可能性は低い」ことが論文に記載されています。
参考論文
溶解再生法では、この天日塩を原料とし、海水等で溶解したかん水を用いて製造される。この製塩工程は、ろ過による清澄化などの分離プロセスを有するため、MPs が混入するリスクは少ないと思われる。
※MPs=マイクロプラスチック
塩中のマイクロプラスチックの分析ja (jst.go.jp)
精製塩、再生加工塩は大丈夫でも、天日塩はやっぱり危険なの?
できれば天日塩を選びたい!
日本で多く作られる、精製塩と再生加工塩の安全性を解説しました。
しかし、最も気になるのは、「天日塩にマイクロプラスチックが含まれるか」ではないでしょうか?
なぜかというと、天日塩は海水を天日で乾燥・結晶化させただけの塩だから。
つまり製造過程で、マイクロプラスチックが除かれることがないということですね!
私は安全性だけでなく、美味しさや栄養面から天日塩を選びたいので徹底的に調べました!
結論、本記事で紹介している塩は、国産・海外産どちらも安全です!
日本の塩にマイクロプラスチックは含まれるのか
先ほどの章で、日本で多く作られている「イオン膜で作られた塩=精製塩」と「再生加工塩」の安全性を確認しましたね。
ここから、日本で製造された塩の安全性を深掘りします!
次に安全性を確認する塩の種類は、以下の3つ!
- 天日塩
- 再生加工塩を含む平釜塩
- 逆浸透膜が使われた塩
結論、「日本の塩から、マイクロプラスチックはほぼ検出していない。」
根拠となる論文は以下の通りです。
日本の塩の調査
調査者:中田晴彦、原野麻衣 熊本大学大学院先端科学研究部(理)化学コース
対象地域:兵庫県、瀬戸内海、長崎県、沖縄県でで製造させた塩。
※海水の原産地にオーストラリア、イタリア、メキシコが含まれる。
調査された塩:26品(天日塩:4品、再生加工塩含む平釜塩:3品、逆浸透膜が使われた塩:4品、外国産の天日塩4品=26品中15品はイオン膜が使われていない塩)
結果①:1品から、長さ0.124㎜の青色粒子が発見された。その材質はウレタンある可能性が高い。
結果②:国内食塩のマイクロプラスチックの平均濃度は、0.38個/㎏。
結果③:日本人が食塩から1年間に摂取するマイクロプラスチックの平均個数は、1.4個と試算された。
諸外国の例:クロアチア産の食塩から15~4,628㎛のプラスチック片が31,680個/㎏の濃度で検出された報告がある。
⇒②・③の結果から、日本の食塩におけるマイクロプラスチック汚染は、諸外国に比べて軽微であると考えられる。
参考:市販食塩における微小プラスチック混入の実態把握とヒトへの暴露評価および対策提案
イオン膜が使われてない塩であっても、マイクロプラスチックが含まれない可能性が高いですね!
日本の塩は諸外国に比較して、安全なことが理解できたと思います。
日本の塩について、論文を紐解いて解説しました。ポイントを整理しましょう。
ポイント①:イオン膜で作られた塩は、マイクロプラスチックが含まれる可能性は非常に低い。
ポイント②:再生加工塩に、マイクロプラスチックが含まれる可能性は低い。
ポイント③:日本の天日塩から、マイクロプラスチックはほぼ検出していない。
日本の塩が安全なことがわかったうえで、ここからは管理栄養士勤務歴10年の私が、厳選した安全かつ美味しい塩を紹介していきます。
塩の選び方を間違えて後悔しないために、おすすめな商品とメーカーの対応をしっかり見ていきましょう!
マイクロプラスチックが含まれない安全な天然塩一覧
これから紹介する塩から、あなたにあった塩を提案しますね。
私が実際に使ったマイクロプラスチックが含まれない、安全な塩を一覧にまとめました。
商品 | 内容量 | 価格 | 製造方法 | 初心者向け | コスパ | うま味 |
---|---|---|---|---|---|---|
ぬちまーす 商品詳細 | 111g | 1250円 | 逆浸透膜、 常温瞬間空中 結晶性塩法 | |||
雪塩 商品詳細 | 120g | 920円 | RO膜、 加熱ドラム | |||
粟國の塩 商品詳細 | 250g | 1150円 | 平釜 | |||
土佐のあまみ 商品詳細 | 130g | 621円 | 天日 | |||
カンホアの塩 商品詳細 | 150g | 990円 | 天日 | |||
海の精 あらしお 商品詳細 | 170g | 405円 | 天日、平釜 | |||
海の精 ほししお 商品詳細 | 120g | 464円 | 天日 | |||
ゲランドの塩 商品詳細 | 500g | 1280円 | 天日 | |||
青い海 商品詳細 | 1㎏ | 599円 | 逆浸透膜、 平釜 | |||
シママース 商品詳細 | 1㎏ | 622円 | 溶解、平釜 | |||
真塩 商品詳細 | 1㎏ | 328円 | 溶解、平釜 |
マイクロプラスチックが含まれない塩が分かったけど、どれを選べばいいかな~?
私が実際に使った11種類の塩を、徹底比較した記事があります!
この記事で紹介している安全な塩の特徴や栄養成分、そして選び方をまとめた記事をあわせて読んでくださいね。
塩メーカー9社のマイクロプラスチック対策
この記事で紹介しているおすすめな塩のメーカー9社に、マイクロプラスチック対策を問い合わせをしてみました。
問い合わせ内容は下記の2つ。
- マイクロプラスチックが混入しているか
- マイクロプラスチックの対策をしているか
メーカーからの返答を引用、一部抜粋してまとめました。
製造工程とあわせて、確認していきましょう。
製造方法の種類を、簡単に紹介しますね♪
- 逆浸透膜:海水を真水と濃い海水にわけるための膜
- 天日:太陽や風といった自然の力で水分を蒸発させる方法
- 平釜:平らな釜で水分を蒸発させる方法
- 粉砕:塩の粒を小さく砕くこと
簡単に製造方法を説明しました!
さらに詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてくださいね。
ぬちまーす
まずは、ぬちまーす。
サラサラなパウダー状が特徴です。
ミネラル豊富な塩
名称 | 塩 |
原材料 | 海水(沖縄県 宮城島) |
製造工程 | 逆浸透膜、噴霧乾燥、低温焼成 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
定期的に外部機関へ依頼しており、未検出です。
※フィルターの詳細など、ご丁寧な回答をいただきました。
しかし、ノウハウ部分は公開NGのため、記載しません。
パウダー状なので溶けやすく、料理を選びません。
とにかくミネラル豊富な塩が良い方におすすめ!
雪塩
ぬちまーすと肩を並べて、ミネラルが豊富な雪塩。
お菓子作りにも使える塩
名称 | 塩 |
原材料 | 海水(宮古島) |
製造工程 | 逆浸透膜、加熱ドラム |
マイクロプラスチック混入 | なし |
弊社の雪塩は、マイクロプラスチック検査結果では、ほぼ混入なしとの結果を頂いているため
含有量については高いものではございません。
雪塩は宮古島の琉球石灰岩という天然のフィルターを通り、
そこで取水した原海水をUF膜(0.01μm~0.001μ)を使用しろ過しております。
弊社で行っている、この製法がマイクロプラスチックをはじめとした不純物が取り除かれる最大限の対策と考えております。
溶けやすいのはもちろん、乳製品と相性が良いので、お菓子作りが好きな方におすすめです♪
粟國の塩
スーパーで買いやすい粟國の塩。
20年の研究の末、完成した塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 海水(沖縄県 粟國国島) |
製造工程 | 天日・平釜 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
マイクロプラスチック対策方法
(第一段階-砂ろ過機・ 第二段階1μフィルター3本)
数年前の分析報告書添付します。
粒の大きさが中間で、使いやすい♪
梅干しや味噌などの加工品が美味しくなるので、手作りする方におすすめです!
土佐の海の天日塩あまみ
知る人ぞ知る、大手ネットショップでは入手できない貴重な塩。
高知で丁寧に作られた天日塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 海水(高知県) |
製造工程 | 天日 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
マイクロプラスチックの大きさは様々ですが、海水の取水の際や海水を濃くする工程の際などに何度もフィルターを通しておりますので、一定の大きさまでは除去できていると考えております。
また重金属、微生物、放射性検査を定期的に行っており、今までに問題はありません。
また、マイクロプラスチックは大気中にも存在するため、海水を濃くする工程の際にも混入すると考えられます。
現在のところ検出や対策をすることが難しいマイクロプラスチックですが、これからも情報を集め、対策を考え続けていきます。
まろやかな甘みを感じる天日塩です。
丁寧に手作りされた塩を、味わいたい方におすすめ!
カンホアの塩
ベトナム産の安全な天日塩。
石臼で粉砕するこだわりの塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 海水(ベトナム・カンホア) |
製造工程 | 天日、粉砕 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
カンホアの塩を結晶させ始める直前の、濃くなった海水を、目開き95マイクロメートルのフィルターにかけています。2017年生産分から試験的に、カンホアの塩の全ての専用塩田で始めていましたが、今後も継続します。弊社出荷ベースでは、2019年1月からこのフィルターの工程を経たカンホアの塩になっています。
FAQ 回答集 | 天日海塩 カンホアの塩 (shio-ya.com)
カンホアの塩はホームページに、上記が記載されています。
天日塩を石臼で挽くこだわり!舌触りがよく滑らかな味わいです♪
海の精
認知度が高い海の精。
海の精の商品は2つあるので分けて紹介しますが、マイクロプラスチック対策は共通です。
あらしお
愛用者が多い日本の伝統海塩
名称 | 塩 |
原材料 | 海水(伊豆大島) |
製造工程 | 天日、平釜 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
海水の汲み上げ時から工程毎に数段階のろ過を実施し、平釜にかん水(塩田で太陽熱と風力を利用して濃縮した海水)を投入する、ろ過最終工程においても数段階のろ過を実施し、報道されているマイクロプラスチック粒子よりもはるかに細かい単位のフィルターろ過を行っております。
初心者さんにおすすめなのは、赤いパッケージの「あらしお」です♪
しっとり目の塩で、何にでも使えますよ!
ほししお
希少な国産天日塩
名称 | 塩 |
原材料 | 海水(伊豆大島) |
製造工程 | 天日 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
粒が大きめの天日塩が好きな方におすすめ!
私はスープやめんつゆに使うのが好きです♪
ゲランドの塩
私が愛用している、美味しくてコスパの良い天日塩。
1000年以上続くフランスの伝統塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 海水(フランス・ゲランド) |
製造工程 | 天日、乾燥、粉砕 |
マイクロプラスチック混入 | 直接回答は得られず |
ゲランドの塩は、直接問い合わせることができませんでした。
得られた情報を整理します。
フランスブルターニュの自然保護区でとれるゲランドの塩
令和3年2月1日(月)配信 MAIL MAGAZINE (hiryu.biz)
フランス西部の大西洋沿岸に広がるゲランドの塩田では、自然の力を利用して、9世紀頃から変わらず職人の手作業による塩づくりが伝統的に営まれてきました。
広大なゲランドの塩田一帯は、1968年から始まったリゾート化計画により、環境が破壊され、塩田がなくなることが確実と考えられていました。
しかし、リゾート開発に反対する若者たちが塩職人の運動に加わり、ゲランド塩田を再生していきます。
生物学者により、この地方の塩田の生態系の豊かさも証明され、その研究と塩職人や若者たちの環境保護運動が合わさり、1996年には国の自然保護区とすることに成功しました。
美しい自然を守る人々の思いと行動が、この地の海塩からマイクロプラスチックが検出されていない理由かもしれません。
私の天然塩デビューが、ゲランドの塩です♪
美味しいしコスパが良いので、4年以上愛用しています!
青い海・シママース
青い海の商品は、青い海とシママースの2つ。
マイクロプラスチック対策は共通です。
青い海
コスパの良い平釜塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 海水(沖縄県) |
製造工程 | 逆浸透膜、平釜 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
弊社で行っている製品へのマクロプラスチック(5mm未満の微細プラスチックごみ)混入対策としましては、
①海上保安庁などが発表する海洋汚染に関する情報のチェック。
②海水取水後は必ずフィルター(3μm)を通す。
③塩製造後の製品サンプルを抜き取り、定期的に外部検査に依頼して成分分析を行う。
※今までプラスチック由来の成分が検出されたことはありませんが、極微小のレベルになると検出できないこともあるようです。
製造ノウハウ等の詳細まではお伝えできませんが、伝統的な製塩の良い部分を残しながら現代的な設備で製造しておりますので、ISO22000の認証取得も済ませて各工程での品質管理も徹底しております。
また、補足で付け加えますと塩化ナトリウム以外のミネラル量を多く残すような製法ではなく、昔ながらの料理に合う基礎調味料としての塩作りを目指しておりますので、普段使いのお塩としてお使いいただけるとうれしいです。
コスパの良い平釜塩なので、塩こうじ作りに使っています♪
低価格な天然塩から始めたい方におすすめ!
シママース
サラサラで使いやすい再生加工塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 天日塩(89.3%メキシコまたはオーストラリア)、海水(10.7%沖縄県) |
製造工程 | 溶解、平釜、焼成 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
安心できる再生加工塩!
サラサラした焼き塩が良い方に、特におすすめです♪
真塩
私が下処理に愛用している塩。
生協の1つ「生活クラブ」の再生加工塩
名称 | 食塩 |
原材料 | 天日塩(89.3%メキシコまたはオーストラリア)、海水(10.7%沖縄県) |
製造工程 | 溶解、平釜 |
マイクロプラスチック混入 | なし |
1μm(0.001mm)から3μm(0.003mm)の細かい目のフィルターによるろ過を何度も行うことで、海水に含まれる不純物を取り除いたのち、塩の結晶化を行います。
そのため、今回、外部機関でのマイクロプラスチック残留検査ですべての塩にマイクロプラスチックが不検出(検出限界:1ppm)との結果となりました。
消費材「真塩」「海水塩」のマイクロプラスチック残留検査結果│生協の食材宅配 生活クラブ生協 (seikatsuclub.coop)
上記内容が、生活クラブのホームページに記載されています。
「真塩」の提携生産者は、先ほど紹介した「青い海」と「シママース」を生産している「株式会社青い海」です。
品質管理がしっかりしている会社が、作っている生活クラブの「真塩」。
実は「真塩」のコスパが最強なんです!
「シママース」と「真塩」の違いは、焼き塩かどうかのみ♪
でも…生活クラブを利用しないと、このコスパ最強な塩は手に入りません!
生活クラブ愛用者の私が、本音をレビューした記事があります。
ぜひ読んでくださいね!
まとめ
「日本の塩の安全性」、「日本の塩の実態」が理解できましたか?
本記事のポイントを下記にまとめました。
- イオン膜を使った塩(精製塩)は、マイクロプラスチックの心配がない
- 日本の天日塩や平釜塩から、マイクロプラスチックはほぼ検出されていない
- 本記事で紹介している塩は、マイクロプラスチックの心配がない
本記事が、安心できる塩選びの参考になると幸いです♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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